このページで分かること
- 同じ外壁塗装で、見積もりが会社によって2倍以上違った実例(実際の相談)
- 無料の一括見積もりサービス2社の違いと、どちらが向くかの目安
- 申込み前に知っておきたい注意点(確認電話・対象外になる場合)
- 「訪問してくる業者」と「自分から比較する」ことの違い
- 様子見・DIY・知り合いの業者など、一括見積もり以外の選択肢との公平な比較
まず結論からお伝えします。
外壁全体の塗り替えを検討している場合、契約を決める前に無料の一括見積もりサービスで2社以上から見積もりを取ることをおすすめします。1社だけの見積もりでは、金額が相場に対して高いのか安いのか判断する材料がありません。
このページで紹介しているのは「外壁塗装の窓口」と「ヌリカエ」の2サービスです(いずれも無料・利用は任意です)。迷ったときの目安は次のとおりです。
- できるだけ多くの会社を比べたい方 → 外壁塗装の窓口(最大4社の見積もりを取得できます)
- 首都圏・大都市圏にお住まいの方、助成金も気になる方 → ヌリカエ(申込みが助成金診断の形式です)
どちらも無料なので、迷う場合は両方に申し込んで比べることもできます。
※このページは外壁全体の塗り替えを検討している方向けです。工事費用が30万円未満の部分補修・部分塗装のみを検討している場合は、一括見積もりの対象とならないことがあります。
かんたん診断(2問)
当てはまるものを押してみてください。回答は送信されません(この画面の中だけで完結します)。
Q1. お住まいの外壁塗装、前回からどれくらい経っていますか?
Q2. 気になっているサインはどれですか?(複数可)
継ぎ目のゴム(シーリング)の見方: 外壁材のつなぎ目を埋めているゴム状の目地は外壁の中でも劣化が早く、耐用年数は一般に3〜5年程度とされています。確かめ方は目で見て、指で触るだけ — 弾力がなく硬くなっている、ひび割れや隙間がある、が交換のサインです。壁本体より先に、ここから傷むことがあります。
まだ何も気になるサインがない場合は、今すぐの申込みを急ぐ必要はありません。
2つのサービスの比較
| 項目 | 外壁塗装の窓口 | ヌリカエ |
|---|---|---|
| 対応する工事の範囲 | 外壁・屋根の塗装 | 外壁・屋根の塗装 |
| 紹介される会社 | 運営会社の説明では、提携する塗装店は全国約4,000社。最大4社の見積もりを取得できる | お住まいの地域の塗装店を紹介(利用者は首都圏・大都市圏が中心と説明されている) |
| 申込みの画面(実際に確認) | 相場チェックの項目を入力して見積もりを依頼する形式 | 「助成金診断」の質問に答える形式。建物の種類・築年数・工事箇所・希望時期などを選んでいく |
| 申込み後の連絡 | 確認の電話があり、その後に塗装店が紹介される | 申込み後に担当者から連絡がある |
| 利用料金 | 無料 | 無料 |
| 運営会社 | 株式会社ドアーズ | 株式会社Re:Fact |
| 対象外になる場合 | 築7年未満の住宅、北海道・沖縄にお住まいの場合は、紹介の対象外となることがある | — |
比較表には、出典を確認できた事実のみを記載しています。
2つのサービスをもう少し詳しく
良い面だけでなく、確認できた短所もあわせて書いています。
外壁塗装の窓口
特徴: 運営会社の説明では、提携する塗装店は全国約4,000社。最大4社の見積もりをまとめて取得できます。
向いている人: 複数の会社をまとめて比べたい人。
短所: 築7年未満の住宅、北海道・沖縄にお住まいの場合は、紹介の対象外となることがあります。また、申込み後の確認電話に出られないと手続きが進みません。
ヌリカエ
特徴: 申込みは「助成金診断」の質問に答える形式で、お住まいの地域の塗装店を紹介してもらえます。
向いている人: 助成金の対象になるか気になる人。首都圏・大都市圏にお住まいの人。
短所: 利用者は首都圏・大都市圏が中心と説明されており、地域によっては紹介できる会社が少ない可能性があります。
なぜ無料で使えるのか(お金の流れ)
「無料」と聞くと、かえって不安になる方もいると思います。仕組みはこうです。
一括見積もりサービスの運営費は、利用者ではなくサービスに登録している塗装店側が支払う手数料でまかなわれています。外壁塗装の窓口は自社のコラムで「一括見積もりサイトの運営費や収益が、登録している事業者側が負担する手数料で賄われているからです」「依頼者側には、上記手数料は一切かからない」と説明しています。ヌリカエも公式FAQで、工事の相談や会社紹介を無料で行っていると明記しています(なお、加盟する塗装店側の費用体系は公式サイトでは公開されておらず、問い合わせ制です)。
また、当サイト自身も、紹介したサービスへの申込みが成立した場合に紹介料を受け取ることがあります(ページ下部の広告表記のとおりです)。この紹介料は、掲載内容の評価には影響させていません。
「申し込んだら営業電話がしつこいのでは」という不安について
外壁塗装のジャンルでは、「問い合わせるとたくさんの業者から電話が来るのでは」という不安の声が知恵袋などで見られます。先に事実からお伝えすると、申込み後に確認の電話があるのは本当です。紹介する会社を決めるために、工事の内容や希望を確認する連絡です。
電話が来る流れも、公式の説明で確認できます。ヌリカエの公式FAQによると、申込み後はまず専門アドバイザーが連絡してヒアリングを行い、その後に塗装会社の紹介、紹介された会社による現地調査・見積もり、という順番です。つまり電話番号を入れて申込みを送った時点で、紹介の手続きが動き始めます。紹介されるのは複数の会社なので、電話をくれる相手も複数になることがあります。
この仕組みを知らずに申し込んで、驚いた人の声もX(旧Twitter)にあります。「友達のために相場を調べるつもりで、最後に電話番号を入力したら、直後からいろいろな番号から着信が来るようになった」という投稿(2026年7月)や、「フォームの最後で電話番号を求められたので、全部キャンセルした」という投稿(2026年2月)。どちらもヌリカエの利用にまつわる投稿で、原文はリンク先で読めます。X上の個人の体験なので、全員がこうなるわけではありません。ただ、2件に共通することが1つあります。どちらも「調べるだけのつもり」の段階だったことです。
だから、このサイトのおすすめは1つだけです。電話番号の入力は、「見積もりを取って比べたい」と思えてから。相場を眺めたいだけの段階なら、まだ入力しなくて大丈夫です。このページの下の方の「実際の記録より」に、自宅で実際に受け取った192万円の見積書を置いています。
もう1つ、知っておくと気が楽になる事実を。見積もりを取ったあとの断りの連絡は、自分で言いにくければ運営に頼めます。外壁塗装の窓口は「見積もり取得後のお断り代行も完全無料」と公式サイトに明記しています。ヌリカエも公式FAQに「お断りしにくい場合は、ヌリカエまでご連絡ください。」とあります。
電話で話していて急かされていると感じたら、その場で決めずに、一度切って大丈夫です。見積もりを見比べる時間は、こちらが決めていい時間です。
お申込みの前にご確認ください
一括見積もりサービスは、お申込み後に確認の連絡(主に電話)があります。この確認に対応いただけないと、見積もりの手続きが進みません。必ず出られる電話番号でお申込みいただき、出られない時間帯がある場合は折り返しをお願いします。
「訪問してくる業者」と「一括見積もり」の違い
このページで紹介している一括見積もりは、あなたから会社に問い合わせる仕組みです。一方で、外壁塗装のジャンルでは「向こうから訪問してくる業者」への相談が知恵袋等で繰り返し見られます(「屋根に穴が空いている」と言われた、その場での契約を求められた、など)。
この2つは仕組みが逆です。
訪問してくる業者
- 相手のタイミングで、その場での判断を求められやすい
一括見積もり
- あなたのタイミングで、複数社を比較してから決められる
もし訪問営業でその場の契約を急がされた場合、訪問販売の契約は契約書面を受け取った日から8日以内であれば、クーリングオフ(無条件解除)ができます(消費者庁 特定商取引法ガイドより)。
外壁が気になったとき、取れる道は5つあります
一括見積もりは、選択肢の1つにすぎません。このサイトの結論を押し付けないために、取れる道を全部並べておきます。どれが正解かは、家の状態とご自身の事情で変わります。
| 選択肢 | 向いているのは | 先に知っておきたいこと |
|---|---|---|
| 今は何もしない (様子を見る) | 気になるサインがまだ無い方 | これも立派な選択肢です。急いで動く必要はありません。ただし外壁の継ぎ目のゴム(シーリング)は壁本体より先に傷むことがあるので、年に一度、目で見て指で触って確かめておくと安心です(確かめ方は上の「かんたん診断」に書きました)。 |
| 自分で塗る(DIY) | 手の届く範囲の、部分的な補修まで | 外壁全体となると、足場が必要な高所作業になります。参考までに、運営者が自宅で受け取った見積もりでは足場だけで15万円でした。全体のDIYは、費用より先に安全の問題が来ます。 |
| 知り合いの業者に頼む | 仕事ぶりを直接知っている相手がいる方 | 信頼できる相手でも、金額が妥当かどうかは別の問題です。工事が終わった後で知り合いの大工さんに「その工事なら半額ぐらいでできるのでは」と言われた、という相談が実在します(出典は下に)。知り合いだからこそ、金額だけは先に他社と比べておくと、お互いに気まずくなりません。 |
| 訪問してきた業者に頼む | —(このサイトではおすすめしていません) | 相手のタイミングで判断を求められやすい仕組みだからです(理由は上の節のとおり)。もし契約してしまっても、書面を受け取った日から8日以内ならクーリングオフができます。 |
| 一括見積もりで比べる | 外壁全体の塗り替えを検討していて、2社以上を比べてから決めたい方 | 申込み後に確認の電話があります。築7年未満・北海道/沖縄・工事費用30万円未満の部分補修のみの場合は対象外のことがあります。比べた結果、どことも契約しない自由があります。断りの連絡を自分で言いにくい場合は、運営に相談できます(各社公式サイトに記載。上の「営業電話」の節に原文を載せています)。 |
どの道を選ぶ場合でも、共通することは1つだけです。1社の話だけで決めないこと。このサイトが一括見積もりを紹介しているのは、それが「比べる材料」を無料でそろえる、いちばん手軽な方法だからです。
「半額ぐらいでできるのでは」の相談の出典: Yahoo!知恵袋(2024年5月)
利用者・業者のリアルな声(知恵袋より)
良い声だけを並べないため、否定的な声も含めて、実在する相談へのリンクつきで紹介します。紹介文は要旨で、原文は各リンク先で読めます(いずれも2026年8月1日にページの現存を確認)。
「ヌリカエの評判は悪くないのか」という消費者の質問(2020年)には、申込みでいきなり大量の電話が来ることはなく、見積もりを依頼しない限り業者への仲介は行われない、という趣旨の回答が寄せられています。
相見積もりを取って2社で悩んでいるという相談(2022年)では、ほぼ1社に決めかけていたところへ別の会社の見積もりが届き、比較の材料が増えて再検討になった経過が書かれています。
「外壁塗装の窓口とは本当に詐欺集団なのか」という質問(2018年)もあります。投稿したのは消費者ではなく、加盟を検討していた塗装会社の経営者で、ネット上の悪評を見て迷っているという内容でした。回答は「加盟は勧めない」という反対と「詐欺ではない」という擁護に分かれています。
元加盟業者を名乗る人の相談(2017年)では、同業者からの回答に「利益など全く出ません。」という一言があります。1つの依頼に複数の業者を紹介して競争させる仕組みのため、業者側の負担が大きいという趣旨です。
正直に書くと、「一括見積もりを使って大満足だった」という純粋な称賛の声は、知恵袋ではほとんど見つかりませんでした(2026年8月時点・当サイト調べ)。見つかるのは「複数社を比べたこと自体は判断材料になった」という条件付きの肯定と、上のような業者側の厳しい声です。それでも当サイトが一括見積もりを紹介しているのは、1社だけの話で決めるより、比べてから決める方が失敗しにくいという一点に価値があると考えているからです。比べた結果どことも契約しない、という判断も含めて、ご自身のペースで決めてください。
実際の記録より — 自宅で受け取った192万円の見積書
台風で自宅の外壁をやられたとき、最初に受け取った見積もりは総額192万円でした。足場だけで15万円。この数字が高いのか安いのか、当時の私には判断する材料がありませんでした。「比べないと分からない」は、このサイトの出発点です。
この記録は動画でも公開しています。
読みもの
- 訪問販売対策
外壁塗装、その「無料点検」は本当に無料でしょうか — 訪問販売・点検商法の見分け方 - 見積もりの読み方
外壁塗装の見積もり、なぜ会社によって2倍近く違うのか — 比較の仕方 - 親の家が心配な方へ
離れて暮らす親の家に、外壁塗装の話が来ていませんか — 家族が確認すべきこと
よくある質問
一括見積もりは本当に無料ですか?
はい、利用者の料金はどちらのサービスも無料です。無料で運営できる理由(お金の流れ)は、上の「なぜ無料で使えるのか」で説明しています。
申し込んだら、必ず契約しないといけませんか?
いいえ。見積もりを取って比較した結果、どの会社とも契約しない選択もできます。断ることは自由です。
営業電話がしつこくありませんか?
申込み後に確認の電話はあります(出られないと手続きが進みません)。一方で、見積もりを取ったあとに断るのは自由で、自分で言いにくければ断りの連絡を運営に頼めます(外壁塗装の窓口は「お断り代行も完全無料」と公式に明記)。詳しくは上の「営業電話がしつこいのでは」の節をご覧ください。
どんな家でも対象になりますか?
外壁塗装の窓口は、築7年未満の住宅、北海道・沖縄にお住まいの場合は紹介の対象外となることがあります。また、工事費用が30万円未満の部分補修・部分塗装のみの場合は、一括見積もりの対象とならないことがあります。
見積もりだけ取って、じっくり比較してもいいですか?
はい。複数の会社の見積もりを並べて比較することが、このサービスの本来の使い方です。急いで決める必要はありません。
訪問してきた業者に頼むのと、何が違いますか?
一括見積もりは「自分から問い合わせる」仕組みです。相手のタイミングではなく、自分のタイミングで比較できます。詳しくは上の「『訪問してくる業者』と『一括見積もり』の違い」をご覧ください。
親御さんと一緒に見るための1枚
「離れて暮らす親の家に外壁塗装の話が来ている」という方向けに、このページの要点を1枚にまとめました。下のボタンでこの部分だけを印刷できます。実家に持って行く・写真に撮って送る、どちらでも使えます。
外壁塗装の話が出たら — 決める前に確認する要点
まず、ひとつだけ質問です。いま手元にある見積もりは、何社分ですか?
1社分だけなら、その金額が高いのか安いのか、比べる材料がまだありません。この紙は、その材料を無料でそろえる方法の案内です。
1. 決める前の、3つの約束
- その場で契約しない。訪問販売の契約は、契約書面を受け取った日から8日以内であればクーリングオフ(無条件解除)ができます(消費者庁 特定商取引法ガイド)。
- 1社だけで決めない。2社以上の見積もりを並べてから決めます。1社だけでは、金額が高いのか安いのか判断する材料がありません。
- 急がされたら、一度立ち止まる。見積もりを取ったあとに断ることは自由です。その場で決める必要はありません。
2. なぜ「比べる」が大事か(実例)
- 同じ外壁塗装で、ハウスメーカー450万円・地元業者170万円 — 2倍以上の差が出た相談例があります(Yahoo!知恵袋・出典はサイト本文に記載)。
- このサイトの運営者も、台風のあと自宅で受け取った最初の見積もりは総額192万円でした。比べる材料がなければ、高いか安いかは分かりませんでした。
3. 無料で比べる方法
- 無料の一括見積もりサービスがあります(このサイトでは「外壁塗装の窓口」と「ヌリカエ」を紹介しています)。利用者の料金は無料で、運営費は登録している塗装店側が支払う手数料でまかなわれています。
- 申込み後に確認の電話があります(出られる電話番号で申し込みます)。見積もりを比べた結果、どの会社とも契約しないという選択も自由です。
- 築7年未満の住宅、北海道・沖縄、工事費用30万円未満の部分補修のみの場合は、対象外となることがあります。
※この用紙は、PR(広告)を含むサイト「外壁を守る記録」の本文を要約したものです。詳しい比較表と出典はサイト本文をご覧ください。
まとめ — 決めるのはあなた、材料はここでそろいます
外壁塗装は、1社の見積もりだけでは高いか安いかを判断できません。このページの結論は1つです。契約を決める前に、2社以上を比べる。
その材料は無料でそろいます。比べた結果どことも契約しない自由がありますし、断りの連絡は運営に頼めます。電話番号を入れるのは、比べたいと思えてからで大丈夫です。
いま外壁が気になっているなら、1社目を取るところからです。
参考文献・出典
- 消費者庁「特定商取引法ガイド」訪問販売のクーリングオフ制度 — no-trouble.caa.go.jp
- 外壁塗装の窓口(公式コラム)「一括見積もりサイトが無料で使える仕組み」の説明 — gaiheki-madoguchi.com(2026年8月1日確認)
- ヌリカエ(公式)よくある質問「サービスはすべて無料ですか?」 — nuri-kae.jp(2026年8月1日確認)
- ヌリカエ(公式)よくある質問 — 申込み後の連絡の流れ・「お断りしにくい場合は、ヌリカエまでご連絡ください。」 — nuri-kae.jp(2026年8月13日確認)
- 外壁塗装の窓口(公式コラム)「見積もり取得後のお断り代行も完全無料」 — gaiheki-madoguchi.com(2026年8月13日確認)
- 本文「営業電話がしつこいのでは」で紹介したXの投稿2件 — 各項目の出典リンクのとおり(2026年8月13日に投稿の現存を確認)
- ハウスメーカーと地元業者で見積もりが2倍以上違った相談 — Yahoo!知恵袋(2022年4月)
- 本文「利用者・業者のリアルな声」で紹介した知恵袋の相談4件 — 各項目の出典リンクのとおり
- 知り合いの大工に「その工事なら半額ぐらいでできるのでは」と言われた相談 — Yahoo!知恵袋(2024年5月)
掲載内容は各出典の確認日時点の情報です。最新の情報は各リンク先および各サービスの公式サイトでご確認ください。